きょうの1枚 : 鼠小僧の墓を守る猫
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総武緩行線両国駅にて下車。
両国駅から歩くこと5分ほどで目的地。
回向院(えこういん)。
回向院は今を遡ること約370年前1657年(明暦3年)に開かれた寺院で明暦の大火の犠牲者10万人以上の身元不明者を葬った。
有縁・無縁・人・動物に関わらず仏の慈悲を説くという理念のもとこの地に根差している。
阿形と吽形。
土地柄か「力塚」。
観音様。
今回訪れた目的はこれ。
鼠小僧(ねずみ小僧)次郎吉のお墓。
鼠小僧は実在する盗人であり、1832年(天保3年)8月19日に処刑されている。
武家屋敷に忍び込みお金を盗むのみで(その額は2000両にもおよぶ)人を殺めることがなかったため義賊のような扱いをされた。
義賊・・・富める者から盗み貧しい人に配る盗賊
江戸の世で罪人の墓を作ることは禁止されていたが、歌舞伎や狂言などの演芸において鼠小僧を義賊扱いした作品がヒットしたため明治時代の歌舞伎役者がこの供養墓を建てたという。
ただし、実際のところ鼠小僧は他人に金を配ることはなく博打や豪華な飲み食い、女郎遊びなどに使ったらしい。
芝居の演目になったり、浮世絵に描かれるほど人気の鼠小僧ではあるが、実際のところはそこまで格好いい人物ではなかったようだ。。。
鼠小僧の墓のとなりが猫塚というのも洒落が利いている。
そしてね・・・鼠小僧の墓の前に猫が寝ている。
まったく無防備なヤツだな・・・笑
(ちゃんと生きてます)
コイツが人に慣れてて触っても全然平気。
おい、にゃんこ、ここが涼しいのか?
・・・zzz・・・
久しぶりに猫にさわった。
入れかわり立ちかわり人が来ては「あら、こんなところで寝てたのぉ」なんて言われてた。
鼠小僧の墓守が猫だなんて、つくづくシャレが利いているぜ。
中村勘三郎のお墓もあるが、この勘三郎は二代目だそう。
僕らが知っているあの勘三郎は十八代目。
犬猫供養塔。
この凝った建物のなかには馬頭観音像がおられる。
魚供養。
そのほかにも、安政大地震、関東大震災、東京大空襲、海難事故による溺死者、遊女、水子、処刑者など分け隔てなくあらゆる命が供養されている。
パンフレットを見返していたら、本堂の中には千体のお地蔵さまがいるそうな。
あぁ、ズラッと並んだお地蔵さま・・・そういうの大好き。
またお参りに行こう。
ほいじゃ、また 


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